羅東観光夜市
羅東観光夜市は中山公園に隣接しており、台湾全国最友好夜市に幾度も選ばれていて宜蘭を訪れる観光客にとっては必見のスポットとなっています。夜市には数多くのお店が立ち並び、地元の買い物スポットとしても知られています。夜になると街並みは一層美しくなり、周辺の商業エリアの発展を促します。夜市には見ているだけでよだれが垂れてきそうな数多くの台湾グルメを販売する屋台が立ち並んでおり、龍鳳腿・羊肉湯・蔥油餅・包心粉圓等地元の人気グルメが楽しめます。なかには外国の要人をもてなす国宴の料理として採用されたことがあるものも多数あります。
羅東林業文化園区はかつて羅東出張所及び貯木池があった場所で、八仙山・阿里山・太平山の三大林場で使われていた筏木がここで保管されていました。園区は羅東市内に位置し、敷地面積は約 16 ヘクタールあり、交通も便利です。園内には貯木池・水生植物池・森林鉄道・竹林駅・蒸気機関車・文化展示館・生い茂る緑の木々・湖畔に沿ってハイキングコースなどがあり、レジャーと文化教育を組み合わせた機能が整備されています。親子でも楽しめる場所で、自然と触れ合う旅行がしたい方には最適の場所です。
羅東運動公園は自然で快適なレジャー空間の創造を目的として整備された公園で、日々のレジャー活動の場としてだけでなく、将来的な都市化に備えた宜蘭地域の優れた緑化環境を確保しています。 公園内は水・緑・健康を三大テーマとし、地形・植物・水流などの景観及びスポーツ施設を組み合わせて台湾の地域特性と蘭陽の風情を総合したコンセプトで設計されています。細部や配置などからその特別なスタイルが感じられ、この緑豊かなアートの結晶を直に体験してみるのも良しです。
東山江親水公園は冬山河の最も重要なレクリエーションスポットです。人間と水の間の自然倫理を再構築することを目指した場所で、自然の景観を模倣し、蘭陽の地元の色彩を取り入れています。冬山河は古くから青龍や黄龍が堤防を守っていたという伝説があり、河岸には卵石を用いて高低差のある曲線美を描いた「龍坡」が築かれています。この龍坡には青・藍・黄・橘色の陶片が組み込まれており、その階段では宜蘭の子どもたちが作った目を引くモザイク画の傑作を見ることができます。
毎年 4 月から 8 月にかけて冬山三奇村では広い範囲で黄金色の稲穂が波打つ光景が見られます。美しい景色は多くの写真愛好家や観光客を引き寄せ、まるで宜蘭版の「伯朗大道」のようだと言われています。この美しい稲田の道は全長約2km、幅5mで、計9つのS字カーブがあります。徒歩や自転車で通ると、稲田や田舎の美しい風景が楽しめます。細い畦道に入ると、濃厚な稲の香りや土の芳香を感じられるでしょう。
梅花湖は湖の形が五弁の梅の花のような形をしており、湖の中央には花のおしべのような小さな島があることからかつての総統であった蒋経国氏によって「梅花湖」と名付けられました。
通常時は湖面が鏡のように穏やかですが、風が吹くと湖面がキラキラと輝き、まるで輝く星のような美しさを見せます。湖畔の周りを散歩すれば、無限に静かで美しい景色を楽しむことができます。中央の小島から湖岸を見渡すとさらに面白く、また三清宮から見下ろすと湖と山々の美しい景色を存分に堪能できます。
国立伝統芸術センターは五結郷の冬山河下流に位置し、親水公園とは川を挟んで隣接しています。伝統的な戯曲・音楽・舞踊・工芸・民俗雑技などのニーズに合わせて建設されており、21 棟の建物と景観エリアは伝統的でありながら環境に配慮された緑の建物を兼ね備えています。さまざまな研究・保存・伝承・展示計画を推進し、教育機関とも提携して各地の文化風情を表現することや人々の日常生活にも取り入れる実践を行い、台湾の文化精神の代表を築き上げています。